薬学と科学の関係性

薬学部は6年教育になり、基礎系の学問「物理」「化学」が特におろそかにされていると思います。

この原因として、臨床現場にいる薬剤師が化学や物理が使えなかったり、重要であることはわかっているが、使い方がわからないということが問題点と考えます。

薬剤師国家試験で、必要得点ラインが下げられるなど今後さらに、基礎学問の重要性が希薄化されていくと思います。しかし、この「基礎力」は、薬や生活科学を理解する上で非常に重要です。

でも、薬学生の多くがこれを諦めていることを感じます。必要性を感じとれていないと感じます。この理由として、「基礎分野の知識」の使い方が明白になっていないことが原因ではないのでしょうか?

そこで、私は、6年薬学部卒とわずかではありますが、臨床の現場にでた経験を利用して、臨床現場で使える物化生を、症例や事例と合わせて紹介していければと思いました。

更新は遅いですが、一人でも多くの薬学生や薬剤師の先生方に情報提供できればと思います。

takashi