• 日本語
  • English

化学系薬剤師が目指す場所ー物化生を大切にすることで何ができるのかー

2017年05月10日

化学系薬剤師が目指す場所は一つ。薬剤師の多様化の1パートを確立すること。薬剤師の業務って、すべての薬剤師が同じようなことをしてます。これでいいのでしょうか?

たとえば、化学が好きな僕はもっとこの能力を薬剤師業務の中で活かしたいです。ただし、これを活かせるフィールドが少ない。

新たなフィールドを開拓するのが、『博士』の仕事。私は、薬剤師業務の中で化学を活用するノウハウを示していきたいと思っています。

化学が関与するのは、必ずしも薬だけではなく。農薬、食品衛生、塩素系漂白剤の適性使用などの日常生活まで広がります。『薬事衛生』を守ることが仕事なのだから医薬品にとらわれる必要はありません。

薬剤師であり研究者でもある私は、研究も新たな領域でやって行きたく思っています。

4年制時代の、物理や化学の研究者は、一般的に言う根っからの研究を行って来ています。つまり、工学部や理学部とやっている研究内容が大差ありません。
理工学部が工業系を見ているのに対し、薬学部は医薬品を作ることを見ているという感じです。

では、6年制薬学部を出た化学系薬学の研究者はそれでいいのか?という疑問が僕にはあります。当然これまでのように企業向けの研究は続けていく必要がありますが、それに合わせて、薬局や病院で活かせる科学を発信する使命あると考えます。
私は次のような立ち位置を目指したいです。

臨床系の薬学研究者とタッグを組んだ研究を進めて行けたらと考えています。