降圧薬の正しい選び方
・ARBの正しい選び方
・ACEIの正しい選び方
・CCBの正しい選び方
・β遮断薬の正しい選び方 ←この記事ではこれを解説
β遮断薬の使い分け
β遮断薬(βブロッカー)は、交換神経系の受容体をターゲットとするため、高血圧、狭心症、不整脈など適応疾患が多岐にわたります。ですが、β受容体は糖代謝にも関与していることから、使用する上でいくつかの注意点があります。
β1受容体とβ2受容体は、両方ともGs型の受容体です。代表的な体内分布は、β1が心臓に、β2が血管平滑筋と気管支平滑筋に存在しています。
β2受容体(Gs)を刺激することで、平滑筋の弛緩が起きます。これは喘息薬の作用機序です。
血圧を下げるために、β2受容体(Gs)の遮断を狙うと、気管支が収縮して、喘息が出てます。なので、β2遮断薬はありません。
一方、β1は心臓に局在しているため、ターゲットとして選択しやすいです。β1を遮断することで、心臓の収縮力を低下させることができ、結果的に血圧が低下します。また、陰性変時作用があるために、頻脈にも利用できます。β1受容体の機構を知りたい方は→心拍数の調節機構をご参照ください。
Topics & Check Point !!
1. β1非選択(ISA-)
プロプラノロール(インデラル)、ブフェトロール(アドビオール)、ナドロール(ナディック)
2. β1非選択(ISA+)
3. β1選択(ISA-)
4. β1選択(ISA+)
5. αβ遮断
6. サブタイトル
1:詳細サブタイトル
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