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基礎知識

アラベル(アミノレブリン酸)の作用機序と併用禁忌(光線過敏症誘発薬)の科学

(本記事には執筆途中の部分が多々あります、ご了承ください) 病院薬剤師の方と話す機会があり、次の質問を受けたので解説記事を書いてみます。 質問は「腫瘍を可視化するアラベルが光線過敏症を起こす薬剤と併用できないのは科学的にどのような理由なのでしょう?」 でした。私勉強不足でこの薬剤について知識がなかったので、この度勉強してみました。せっかくなので情報をまとめたので、どなたかの参考になればと思います。 […]

【有機化学】共役二重結合とは?共役結合の種類・原理を解説

共役二重結合   その他の共役結合 超共役 超共役は、二重結合と単結合間で見られる共役結合です。専用の記事もあります→超共役とは?   スピロ共役(spiroconjugation) 一つ特殊な超共役を紹介しておきます。スピロ環でも超共役はあります。一般的な超共役が、p軌道に隣接した軌道間での相互作用になりますが、スピロ共役はπ共役系のLUMO軌道(二重結合の場合にはπ*)に、 […]

下痢の時にお尻がヒリヒリと痛くなる理由

「下痢の時に、お尻が痛い!!」そんな経験ございませんか? 下痢の時って、別に血は出ていないのに、「切れ痔か?」というほどの痛みがあると思います。 今回の記事ではその原因について言及してみたいと思います! まずは参考資料です。 参考資料 水・電解質の吸収,分沁機構とその異常 花井 洋行, 金子 榮藏 (日本内科学会雑誌1996 年 85 巻 7 号 p. 1034-1041) 胃・十二指腸重炭酸イオ […]

乳び胸に対してオクトレオチドを処方する理由

質問を受けましたので、簡潔にまとめます。 今回の質問は、 「乳び胸の治療でサンドスタチン(一般名:オクトレオチド)を使用するんだけど、理由は?あと副作用で消化器症状が出るのはなぜ?」 というものです。 お恥ずかしながら、「乳び胸」という言葉は初めてでした。ということで、疾患の説明から入っていきます。   乳び胸(乳糜胸)とは? リンパ管の一種である「胸管」からリンパ液が漏出し、胸腔に溜ま […]

【化学:塩の性質】難溶性塩が溶けにくい理由

[本記事は、まだ執筆途中です。他記事の参考情報に使うためだけに、とりあえず簡単に書いています。ご容赦ください。]   難溶性の塩といえば、アルカリ土類金属塩が多いですが、今回は塩が溶けにくくなるメカニズムを解説します。 この記事を作成する過程で関連記事を見つけたので共有しておきます。 水溶性の塩と難溶性の塩 第二族金属とその化合物   溶けにくい塩の特徴 カチオンとアニオンのサ […]

【システイン型去痰薬】カルボシステインの詳細作用機序とメチル・エチル・アセチルシステインとの違い

薬剤師国家試験では、エチルシステインとカルボシステインの作用機序が良く出題されます。 カルボシステインは気道粘液中のムコタンパクのジスルフィド結合を開裂させる この問題文時々見ますよね?正解は✗です。 カルボシステインは、フコースとシアル酸の量を調製します。 この「~システイン」を構造に基づいて解説します。   ~システイン系薬剤の構造 [上段]Methyl L‐Cysteine、Eth […]

【電子求引基・電子供与基】芳香族求電子置換反応でのオルト/パラ、メタ配向性の違い

薬学部に入って有機化学を学び始めると登場する、最初の壁だと思います。 電子求引基と電子供与基 の簡単な理解方法を解説します。 [電気陰性度が高い置換基が、電子を引っ張る]ということは、多くの人が理解できている のですが、 芳香族化合物に置換した場合、必ずしも 高い電気陰性度=電子求引基 ではありません。 もう一度言っておきます、 「芳香族に置換した場合」です! 芳香族に置換している置換基が、芳香環 […]

1次資料、2次資料、3次資料、0次資料を理解する事の大切さ

薬剤師の国家試験模試でもよく、資料のタイプについては出題されますが 私が学生の時代は、「そんなことどうでもいい」という感じでした。 これの大切さを知り始めたのは、論文を読むようになってからでしたね。 つまり、その大切さを知らないということは、論文を読み足りていないということじゃないでしょうか?   1次資料 原著論文、総説   いわゆる最新の研究結果です。 現在、多くの論文が日 […]

サルファ剤(Sulfonamides)

サルファ剤は、スルホンアミド(sulfonamide)系の合成抗菌薬です。 1932年にアゾ染料のプロントジルに抗連鎖球菌活性が見出され、利用されるようになった抗菌薬です。 サルファ剤の種類 プロントジル スルファジアジン スルファニルアミド スルファメトキサゾール スルファキノキサリン など があります。 ですが、現在医薬品として使用されているのは、スルファメトキサゾールのみです。 スルファメト […]

降圧薬(高血圧薬)の病態に応じた選び方

降圧薬の正しい選び方 降圧薬といえばARB, ACEI, CCBなどいろいろな選択肢がありますよね。 しかし、これらはどのように使い分ければいいのでしょうが? ・ARBの正しい選び方 ・ACEI ・CCBの正しい選び方 ・β遮断薬の正しい選び方 ・利尿薬 上に並べたもののリンク先に、同じ効果を有する薬剤内での使い分けを記述しています。 ここでは、各グループ間での選択方法をまとめることにしました。 […]