【有機化学】共役二重結合とは?共役結合の種類・原理を解説
その他の共役結合超共役
超共役は、二重結合と単結合間で見られる共役結合です。専用の記事もあります→超共役とは?
スピロ共役(spiroconjugation)
一 ...
【化学:塩の性質】難溶性塩が溶けにくい理由
[本記事は、まだ執筆途中です。他記事の参考情報に使うためだけに、とりあえず簡単に書いています。ご容赦ください。]
難溶性の塩といえば、アルカリ土類金属塩が多いですが、今回は塩が溶けにくくなるメカニ ...
【システイン型去痰薬】カルボシステインの詳細作用機序とメチル・エチル・アセチルシステインとの違い
薬剤師国家試験では、エチルシステインとカルボシステインの作用機序が良く出題されます。
カルボシステインは気道粘液中のムコタンパクのジスルフィド結合を開裂させる
この問題文時々見ますよね?正解は✗です。
【電子求引基・電子供与基】芳香族求電子置換反応でのオルト/パラ、メタ配向性の違い
薬学部に入って有機化学を学び始めると登場する、最初の壁だと思います。
電子求引基と電子供与基
の簡単な理解方法を解説します。
ということは、多くの人が理解できている
のですが、
医薬品の名前(成分名)にはステム(stem:幹)がある!!
薬学で医薬品について学習された方であれば、医薬品の成分名には共通項があることを知っていると思います。アトルバスタチン(リピトール)やロスバスタチンのような共通名のことです。
速度/熱(平衡)的反応の、エネルギーと生成物の比率
有機化学をやっていると、よく出てくるのが反応熱を用いた議論ですね。
この熱量で選択性はどうなるのか?
反応は進行するの?
これらを理解するには、次の二点をしっかりと理解することが大切 ...
超共役とは?その原理を解説。共役二重結合との違いとは?
一般的な共役とは、二重結合と二重結合の重なり(p軌道ーp軌道)ですが、超共役は、sp3などの結合を持つ軌道との相互作用です。
軌道のエネルギーは、En=h2n2/8mL2で表されます。注 ...
【塩の性質】酸性塩・塩基性塩の特徴
塩の性質について
塩の性質を知ることは、医学薬学的に実は大きな意味を持ちます。
高校の化学でも出てくるのですが、その重要性が分からずに、よくおろそかにされます。
Check Point!!
・酸性塩 ...
キレート
多座配位子が、金属と多点で配位結合を形成し、複合体を形成することを言います。
EDTAなどは特に配位点が多く、よく金属を補足します。採血管でカルシウムによる血栓形成を阻害するために用いられたり ...