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超共役

①超共役

一般的な共役とは、二重結合と二重結合の重なり(p軌道ーp軌道)ですが、超共役は、sp3などの結合を持つ軌道との相互作用です。

軌道のエネルギーは、En=h2n2/8mL2で表されます。注目してほしいのは、L(電子の移動距離)が分母にあり、しかも2乗となってます。つまり、少しでも電子の移動領域が広がれば、化合物のEn(軌道エネルギー)が低下し、安定な分子になります。
分子軌道が安定になると、吸収する光のエネルギーも紫外領域から可視領域へと低下し、色を持ち始めます。

②スピロ共役(spiroconjugation)

一つ特殊な超共役を紹介しておきます。スピロ環でも超共役はあります。

 

共役と超共役という概念は有機化学の理解にとても重要です。少しでも簡単な理解をしていただくために、細かい理論は除去しています。

この記事を読んだ専門家は、「フロンティア軌道(HOMO-LUMO)相互作用を無視しているじゃないか!」と思われるかもしれませんが、ご了承ください。