成分から見た食品・医薬品

食品と医薬品は化学的にどう違うのでしょうか?考えたことはございますか?

2つとも人体に入っていくモノになります。この記事ではその成分について化学的に分類してみましょう。

食品中の成分

食品中の成分は、栄養素になる食品由来の成分に加え、人工的な化学物質有害元素が含まれます。この人工的に作られ、加えられた成分は医薬品と同じで、本来の生命活動に関係のない成分となります。だから、その生物影響(生物活性、毒性など)が明確になる必要があるのです。

栄養素や食品成分

食品原料由来のヒトにとって体を作るための一般的な成分であり、通常(常識的な摂取量)では毒性のないものがこれになります。

食品添加物

食品の加工、保存、見た目、風味の調整などの目的で使用されます。天然物質やビタミンなどから、人工的な化学物質があります。

農薬

家畜に投与するもの、植物・果実に散布されるものが食品に含まれる可能性があります。

その他汚染物質

わかりやすいところで、PFASや放射性物質とかがあります。

 

医薬品中の成分

医薬品の有効性成分は、錠剤中のほんの数%でほかは添加物となります。

有効成分

医薬品の活性本体

添加材

賦形剤、着色剤などさまざまな添加物が含まれます