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と関連しますが、不運にも、国試に受からなかった場合や卒業できなかった方の生活や生計の立て方について紹介します。
卒業延期になってしまった場合
僕の行ってた大学もそうですが…卒延生の場合、多くは次年度の9月に卒業して、そこから予備校に通い始める進路になります。
(次年度の9月での成績が悪すぎる場合は、3月までになることもあるようです)
大学によっては、次年度の9月に卒業した以降も大学の講義に参加し、予備校に通うことなく勉強し、国試を受けることも可能なようです。
次年度の9月に卒業 → 以降は予備校に通う場合
多くの卒延生が、9月まで在学した後に、9月ごろから薬学予備校に通います。
聞いたところ、予備校の9月コース費用は90万ほどの様です。
5月からのコースが100~130万であるのと比べ、少し安いぐらいですね。
予備校は大学在籍中も通えるはずなので、これぐらいならいっそのこと5月から入学して、大学と予備校両方で授業を受ける方がお得な気がします。
でも触れてますが、国家試験に受かるためには、夏までの成績が重要なので、前半をできるだけ手厚くしておくことをお勧めします!
次年度の9月に卒業 → 自宅もしくは、大学に残る
いわゆる宅浪というやつですね。大学によっては、低い学費で授業を受けることも可能なようです。
自宅浪人するのって結構リスク高いですね。
自宅浪人でいい人は、合格点まであと少しという人でしょう。
210点に到達しておらずに、なかなか伸びて来てない人は、予備校に通って、対策を講じてもらった方がいいようです。
オンライン授業もあるみたいなので、そちらを利用するのもいいかもしれません。
ざっと調べた感じ40~50万ぐらいでした。
薬学部を卒業はできたが、国試で不合格となった場合
この場合には、一年間予備校に通う場合と半年間予備校に行く2つの選択肢があるようですね。
特例で、数年間の就職を条件に、予備校費を出してくれる薬局もあるみたいですね。
次年度1年間を予備校に通い国試合格を目指す(1番おすすめ)
5~6月から予備校に通う場合、一年間で100~130万の授業料が必要になります。
これに生活費も加わるので、おおよそ250万ほどは必要になるのではないのでしょうか?
私個人的には、卒業はできるので、ある程度の実力は持っていると思います。
怠けない性格の持ち主であれば、半年コース(半年自宅+半年予備校)で良さそうですね。
ですが、知っておいてもらいたいことがあります。
国家試験で8割を超えていく人と、6割ギリギリの225点付近の人のレベル差は「軽く1年以上」はあります!!
半年集中したからといって簡単に埋まるものではありません。やはり模試レベルで8割は取れていなければ、安心して「受かる」とは言えません。
8割取れるようになりたいのであれば、1年間めちゃくちゃ勉強する必要があります。
物理・化学(これは時間かかる)以外であれば、1年あれば8~9割は目指せます。
半年自宅+半年予備校
このケースは、卒延生と同様ですが、前期に何も勉強しなくなる可能性があります。
なので、正直おすすめはできないですね。
生活費のためにバイトを…。
という人もいますが、それで勉強をおろそかにはしてしまっては本末転倒ですね。
薬局に予備校費を出してもらう
私の知り合いで何人かいました。
合格したら、その薬局で数年働くことを条件に、予備校の授業料を払ってくださるケースもあります。
前期は、薬局で働き、後期から予備校に入り勉強に集中してもらう流れのようです。
まとめ(大切なこと書いてます)
今は、予備校も受け入れが困難なことがあるようで、早めの入学予約が必要なようです。
国試の受験から、3月末の合格発表までに「予備校予約」ができるようです。契約金(3~5万)ほどとのこと。
自己採点が悪かったら、ぜひとも利用することをお勧めします。
予備校には定員がるので、予約しておかないと入れないことがあります。
結局合格していたら、契約金(3~5万)は無駄になりますが、働き始めれば簡単に取り返せますので保険はかけておきましょう。
(合格していたら、喜びの方が大きくて痛くもかゆくもないお金になるでしょう!笑)
最後にですが…調剤の助手としてバイトを受け入れてくれる薬局も結構あります。ですが、あくまでも本業は勉強であることを忘れないで、節度を持って働いてください。
一応勉強のやり方についても(辛辣なことを)書いている記事がありますので、(精神的に余裕があれば…)よかったら読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。