お久ぶりです。長いこと更新しておりませんでしたが、まさかこのような形で久しぶりの更新を行うことになるとは…
なんとコロナウイルスに感染してしまいました。実際私が感染するまではコロナウイルスを身近なものと感じることができませんでした。
今回私がこうして記事にすることで身近な方々に対して警鐘を鳴らすことができればと思い、感染から自宅療養が完了するまでを、記事にすることにしました。普通の水準の感染防止対策を講じていてもウイルスはもらってしまいます。皆様も気を付けてください。
体調が悪い中での更新ですので、まとまりがないかと思いますが、ご容赦ください。
コロナ感染の総括
- 普通の感染対策をしていても感染する
- 上気道症状のないインフルエンザに罹った感覚
- 濃厚接触者の判定はマスクを外したかどうか
- 感染対策をしたうえでの感染は症状も軽めとのこと
- 役所の大変さが理解できた
コロナウイルスに感染するまでの生活
現在、関東に住んでいますが平日は9-21時頃まで仕事をしています。通勤にはバス(片道10分の乗車)を使用しておりました。発熱症状が現れるまで特に人が密集する場所には行っていなかったので、正直感染源がわからないのですが、職場に感染者がいないことなどを考えると、おそらくバスでウイルスをもらったものと考えています。
発熱してからの経過観察
まず平常時の体温は、起床時が35.5℃付近、日中が36.0℃付近です。それを踏まえて体温の変化を見てくれるといいかもしれません。
1日目(発症日)
症状:朝 体温測定なし 軽度の頭痛
夜中より 頭痛、腰痛が出現
この日、朝より軽度の頭痛(こめかみ周辺の痛み)がありました。以前より、視力が悪いために発症する頭痛を持っていたため、この日の頭痛が持病によるものと考え、特に体温を測定してませんでした。頭痛もこめかみ周辺におこるもので、眼精疲労に伴うものに酷似。その他特に違和感はなし。21頃より軽度の腰痛が現れはじめましたが、運動不足の日常で生じる程度の腰痛で気にせず、12時頃就寝。
てっきりコロナ感染症は、上気道症状が顕著かと思っていましたが、そうでもないのですね。
2日目(発熱日)
朝 37.5度 頭痛・腰痛・倦怠感・四肢脱力
昼 37.8度 頭痛・腰痛・倦怠感・四肢脱力
夜 37.3度 軽い頭痛・倦怠感
3-6時ごろ、眼筋周辺の頭痛と腰痛が悪化し朝方に何度か目覚める。7時ごろ起床し頭痛・腰痛に加え、倦怠感・脱力症状が現れていたので体温を測定したところ37.5度の発熱を確認した。職場に連絡し、さらに保健所に連絡。保健所に紹介していただいた病院を11時頃受診し、PCR検査を受け、カロナール500(5錠)の処方を受けました。13時頃帰宅し、14時、22時にカロナール500 1錠ずつを服用(残り3錠)。夜には頭痛、腰痛の症状が軽減。カロナールの解熱効果にマスクされているだけですね。
食事は粥、リンゴ、ゼリーを少量食べました。
3日目(診断確定日)
朝 37.1 度 頭痛・腰痛・背筋痛・倦怠感・四肢脱力・咽頭痛
昼 37.3 度 頭痛・腰痛・背筋痛・倦怠感・四肢脱力
夜 36.3 度 軽度の腰痛・軽度の背筋痛あり(就寝直前に座骨神経痛が出現)
カロナールの効果が切れ、朝方の熱は下がったものの症状が復活、咽頭炎の症状も出現。日中は寝て過ごしていたところ、眼筋周辺の頭痛、倦怠感、脱力感が大幅に軽快しました。夕方には腰痛と背筋痛がある程度でした。この日の20時頃に病院よりコロナウイルス陽性の結果報告を受けました。21時頃保健所からの電話がありました。就寝直前の23時頃、座骨神経の痛みと少し足がしびれるような症状が出現しました。この日はカロナールを服用しておりません。解熱剤なしでも体温は36度ほどに抑え込むことができました。朝・昼食事はリンゴ、みそ汁などを少量。夕食はお粥、そうめん、みそ汁などでした。
4日目
朝 6時 36.9度 咽頭痛。
朝 9時 36.1度 咽頭痛・軽度の咳。
昼 11時 36.0度 spO2 98-97 軽度の咳
夜11時 36.1度 spO2 98-97 軽度の咳
早朝起床時(6時ごろ)が36.9℃で、二度寝し、9時に起床したところ36.1℃でした。
5/1以降、朝方に咽頭痛が出るようになりました。本日より少し咳が出るようになりました。
特に朝方は、大きく体調が変化します。
昼に県庁よりパルスオキシメーターが届く。
食事は、消化の良いものを選び、おおよそ通常通り。
5日目
起床時 11時 36.5度 spO2 98-97 咽頭痛(少し軽快)、軽度の咳(起床)
昼12時 36.1度 spO2 98-97 軽度の咳
夜20時 36.1度 spO2 98-97 軽度の咳
朝11時に起床(妻も発熱が始まり夜中に看病で何度か起きる)。朝の咽頭痛は軽快の傾向にあり、加えて軽い咳症状がありました。
起床時は体温が上昇しやすい傾向にあります。この日は日中に「ぼー」としており、集中力が出ない感じでした。
6日目
起床時 11時 36.4度 spO2 98-97 軽度の咽頭痛、軽度の咳、軽度の鼻詰まり
昼12時 36.1度 spO2 98-97 、軽度の咳、軽度の鼻詰まり
夜22時 36.3 鼻づまり
夜22時30 風呂上りに鼻づまりが悪化し、嗅覚が消失
5日目から状態は変わらない感じです。この日から体力も戻ってきたのか、集中力もついてきました。
7日目
起床時 11時 36.9度 spO2 98-97 軽度の咽頭痛、軽度の咳、鼻詰まり
昼12時 37.1度 spO2 98 、軽度の咳、鼻詰まり
夜22時 37.3度 spO2 98 軽度の咳、軽度の倦怠感、鼻詰まり
この日は発熱がぶり返しました。先日2日間を起床して過ごしていたからかもしれません。
8日
起床8時 36.7 度 軽い鼻づまり
昼12時 36.5度 spO2 98 、軽い鼻づまり、下痢
夜22時 36.3度 spO2 98 鼻づまり、軽い腰痛、下痢
夜に腰が痛くなりましたが、特に変化はありませんでした。おそらく、寝すぎからくる腰痛だったものだと思います。この頃から嗅覚が復活し始めるが、油ものなどは通常と異なる臭いに感じました。いわゆる異臭症のような症状です。
9日目
起床時 10時半 35.8度 spO2 98 軽い鼻づまり、下痢
昼12時 36.5度 軽い鼻づまり
夜22時 36.3度 軽い鼻づまり
10日目
起床8時 35.5度 鼻づまり改善
昼12時 35.8度 症状なし
夜20時 35.6度 症状なし
11日目
起床9時 35.5度 症状なし
昼12時 35.9度 症状なし
夜20時 35.8度 症状なし
12日目
起床7時 35.6度 症状なし
昼12時 35.8度 症状
13日目
職場復帰
嗅覚障害は完全に戻るまで更に2週間ほどかかりました。
治療の工夫
おそらくですが、コロナ感染が分かった場合、ほとんどの症例でカロナールが処方されます。医療系の方には言うまでもないですが、人体は熱をもってウイルスをやっつけます。なので、解熱剤の使い方には注意が必要です。
私がカロナールを服用したのは「関節痛などの症状が睡眠の障害になると判断した」場合です。
睡眠不足は治療にとって大きな障害となりますので、睡眠を優先させました。また、カロナール服用後は、厚手の羽毛布団で体を包み、外部からの温度を十分に確保しました。
カロナール服用の有無にかかわらず、常に布団はまとい、汗をかくまで体を温め続けました。その効果がどれほどあったかは定かではありませんが、発熱の翌日には微熱にまで抑え込むことができました。
保健所と県庁に感謝
保健所と県庁にはいろいろなサポートしてもらっています。感謝を忘れてはいけません。
保健所の方は、初回感染は各自には、1時間にも及ぶ電話を22時に、毎日健康確認の電話を。
県庁からは、無料の食事配達サービス、パルスオキシメーターの貸し出しを。