生活症例記事です。
同じラボの23歳男性 (以前爪楊枝を飲んだ彼です!)
「蜂に二か所さされました、アシナガバチだと思うんですけど…足首と臀部を刺されて。臀部は毒抜きできたので軽症なんですけど、足首が腫れまくってて痛くて寝れないです。」
彼は、山中を走るスポーツをしているので、山を走っている時に蜂に刺されてしまったみたいです。
刺されたのは、臀部と左足首のかかとから20㎝ほど上部。
臀部はすぐに毒抜き(黄色い汁が出たとのこと)できたようなので少し腫れているぐらい。
(臀部の写真がなくてごめんなさい。)
左足はうまく毒抜きができなかったためひどい状態です。写真を見ていただくとわかりますが、とてもひどい浮腫ができています。
左足首がとても太くなっています。痛くて眠れないほどとのことでした。
こういった蜂刺されにどう対処すればいいのでしょうか?
病院に行かずともできる対策を考えてみました。
蜂に刺された時の治療と対策
現在、夏休みということもあり虫に刺されやすい時期です。
対処を知っているのと知らないのでは大違い!!
Check Point!!
・毒抜き、抗ヒス、外用ステロイドで症状を緩和
・蜂刺され多い時期は春夏秋とほぼ年中
夏に限らず蜂に刺されることはあるので対策と予防を心がけておきましょう。
適切な治療と対策を
毒抜きが最重要
今回刺された後輩は、サークルの救急箱にこの毒抜き器があったから、
臀部の症状は軽症で済みました。
子供がいる方など特に、外出時にこれを持っていることをお勧めします。
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刺されてから早ければ早いほど軽症で済むので、登山や林に出かける方は常備しておきましょう。
抗ヒスタミン薬の服用
これは市販薬でやる裏技のようなものです。なので副作用が出ても保証はされません。
「虫に刺されました。痛いです。かゆいです。」と病院に行くと、アレグラのような、抗ヒスタミン薬(抗ヒス)の内服薬が処方されることが多々あります。
抗ヒスは、痒み、痛み、腫れを抑えてくれる効果を有しています。抗ヒスの特性から、刺された後だと少し遅いですが、効果がないというわけではないので服用することで症状の緩和が期待できます。
市販されている抗ヒスです。
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医学的には、よい対症療法なのですが、法律上の問題があるということです。
使用して副作用が起きても自己責任ですので、ご了承ください。
ステロイド外用剤の塗布
ステロイドは、皮膚の炎症を止めてくれるので、塗布して腫れや痒み痛みと押えます。
ただし薬の吸収の悪い皮膚の上からなので、上に書いたような抗ヒスの内服薬の方がより強く痒みや痛みを抑えられることが多いです。
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基本的な対策としては、上記の3つとなると思います。蜂のいるところは避けて通りたいものですね。
せっかくなので蜂毒の科学をまとめます。
蜂毒を科学的に分析してみましょう。
Science Point!!
・ヒスタミン、セロトニン
・アレルゲン
・ホスホリパーゼ更新中です
以下更新中です
引用