• 日本語
  • English

(日本語) 薬剤師の多様化と細分化

Wednesday October 4th, 2017

Sorry, this entry is only available in Japanese.

薬剤師の多様化が進んでいる現在ですが、もっと基礎的なことを意識できている薬剤師はいるのでしょうか?

医療人は、研究者であってはならない?

いやいや、そんなことないと思います。

研究者が、人間性がなく細かいものばかり見ている人間と思っているのであれば大間違いです。

研究者とは、新しい領域を切り開く存在であるものと思います。

そもそも、物理化学生物を得意とすれば研究者

という考え自体が間違っています。

基礎科目を得意とする≠研究者

臨床に立つ薬剤師も、研究者を本業とする者も、高い基礎科目力を有しているに越したことはありません。

実際に、高い科学力を持った薬剤師は、本当に広い知識を獲得できます。

それだけ、頭の中の引き出しと知識と知識をくっつける糊の量が違います。




研究者と薬剤師では、アウトプットが違う。

研究者は、実験結果などを科学的に考察するために、知識をフル活用します。
つまり、現象を理解しそれを改良して、次の可能性につなげるために、知識を使います。
このように、直接知識を使うのが研究者。

薬剤師はどうでしょう?
患者さんに最適な医療を提案するために知識を使いますよね?
薬を適切に使うためには、適応と相互作用を覚える。正直これだけの暗記でもなんとかなります。

基礎科目的な知識は、患者さんとのギャップが大きく、時に邪魔になることがあります。

つまり、投薬とかにおいて基礎的な深い知識は脳の中にとどめておかなければなりません。

つまり、直接的な目的(利益の産出)に必要ないのです。

使うタイミングとすれば、薬剤師同士で話すときなどでしょう。

薬剤師は現場に立ったら、まず「患者に説明できるようになり、動けるようになる」つまり生産性の能力ばかりを優先され、基礎力の使い方を失っていってしまいます。

駒になるということは大事なことですが、ほんとにそれだけでいいのでしょうか?
基礎力と生かしたディスカッション能力の育成がなければ、本当の薬学力を持った薬剤師は育って行かないのではないのでしょうか?